緑内障手術しない最新治療-原因と症状予防方法

MENU

緑内障の目薬

進行すれば失明してしまうこともある緑内障は、恐ろしい眼の病気の一つです。その治療は点眼によって眼圧を下げることにあり、現在たくさんの種類の目薬が開発されています。

 

 そもそも緑内障とはどのような病気なのでしょうか。私たちの眼球は一定の圧力を保つことにより、正常に機能しています。その圧力を保つ働きを担っているのが、房水と呼ばれるものです。この房水が眼球内で増えすぎてしまうと、視神経を圧迫してしまい、視野が欠けたりといった障害が起きてしまうのです。ですから、緑内障の治療の基本とは、点眼によって眼圧を下げ、それ以上視神経の障害が進まないようにすることにあります。

 

 そこで使用される目薬ですが、その作用の点から大きく二つに分けることができます。一つは房水の生産量を抑える働きのあるもの、あと一つは房水の排出を促すものです。房水の生産量を抑えるものとしては、炭酸脱水酵素阻害剤、β遮断薬などがあり、房水の排出を促すものとしては、プロスタグランジン製剤、副交感神経刺激薬、抗コリンエステラーゼ薬などがあります。また、両方の作用を兼ね備えた配合剤もあり、これらの目薬の中から数種類を組み合わせて使用するのが一般的です。

 

 以上が緑内障の基本的な治療になりますが、この病気には「これさえつけていれば大丈夫!」」といったものは、まだありません。様々な目薬の中からいくつか選び出し、組み合わせて点眼して行く中で、眼圧が下がるかどうかを確認する、といった作業が必要不可欠です。ですから、効果が現れない場合には、別の薬に替えてみるといったこともよく行われます。また、それぞれの薬には副作用もありますので、何か異常を感じたり、違和感を覚えた場合には、速やかに医師に申し出る必要があります。薬の組み合わせを決めるのは、医師だけではなく点眼しているあなた自身でもあるのです。そして、もう一つ大切な点は、点眼量をきちんと守る、ということです。多くつけたからと言って、それだけ効果が上がるというわけでは決してありません。量を守って、点眼しましょう。

 

 緑内障は、確かに恐ろしい、厄介な病気です。一度視神経が障害を起こすと、その部分は二度と元には戻りません。しかし、現在は目薬もたくさん開発され、早期発見して医師の指示通りきちんと点眼していれば、失明する危険はほとんどないと言っていいでしょう。いたずらに恐がることなく、積極的に健診を受け、もしかかってしまった場合にはきちんと対処していきましょう。